死んだ子の年を数える

8歳のころから死にたい、15歳からひきこもり、現在30年経過。

インターネット上にはかなりの情報があるが限界がある。エアコンの分解清掃についての今と昔。

 2015年、東京オリンピックが決まったころのはなしです。

 エアコンの説明書にあるメンテナンスをこえるレベルの掃除の方法を検索しました。一つは、必要な機材も訓練も積んでいない個人が説明書以上の掃除をすることはできない、エアコン洗浄スプレーも無駄なばかりか故障の原因になるという情報。もうひとつは、ある程度の分解清掃なら掃除はできる、正しく使えばエアコン洗浄スプレーには効果があるし、一歩進んだ程度のものなら簡単な機材でできる。でした。

 ちゃんとエアコン掃除業者に頼むしかない。という答えが圧倒的に優位でした。

 2015年頃にはもうユーチューブ動画で自分でエアコンの分解清掃をしている人の動画がありました。その動画のコメント欄は悪い評価で満ちていました。「こんな方法ではカビなんてとれない」「素人のやることでとても危険、火事になる可能性がある」「他の人が真似をしてエアコンが壊れたらどうするんだ」。

 2020年となった今では、エアコン掃除の動画は素人からプロが作成したものまで複数存在しています。先程2015年の動画と同じことをしている動画(おそらく同じものを再アップしたもの)すらもあります。そのコメント欄は、「役に立った」「自分でもやってみたい」「(動画が)とてもおもしろかったです」「私もやってみました、エアコンをつけたときの不快なにおいがなくなりました」など良い評価が多くなっています。

 ところで、たまたま縁があった人の中で、エアコン清掃の仕事をしていたことがあるという人がいました。

 その方が言うには、やっていることはエアコン掃除のスプレーとあまりかわらない、掃除に使う道具は簡易なスプレー缶ではなく電動噴霧器なぐらいで、洗浄剤の成分は市販のスプレータイプのものとほぼ同じ。機械を使うので作業時間はそう長くなく、1日に何軒もできるのでけっこう儲かった。と話してくれました。

 また、「エアコンの掃除の方法」で検索をすると、説明書に乗っているような日々のお手入れに加えて、エアコン掃除用のスプレーには一定の効果があります。自分でやるとき手間はかかりますが効果はありますと書いいます。

 2015年には、エアコン掃除用スプレーは役に立たず、自分で掃除をしたら壊れたり火事になって危険です、などといった情報で溢れていました。それが現在は書き換えられているということです。スプレーの性能があがったのか、素人でもできる一歩進んだ掃除の方法が完成されてきたのか。

※強力な霧吹きに次亜塩素酸を入れて吹き付ける方法を個人でやることはいまでも賛否があるようで、完全に分解をしてすすぐぐらいをしないと壊れるという意見もあります。